「ディープスリー」の代名詞として日本中を沸かせてきた富永啓生も、さらなる変貌を遂げている。単なるシューターにとどまらず、ボールを持たない状態での鋭いカッティングや自ら仕掛けるドライブに磨きがかかり、相手ディフェンスにとって捉えどころのないスコアラーへと進化を遂げた。
さらに、大学バスケやBリーグの若手枠から台頭する「Z世代」の新星たちが、代表のロスター争いをかつてないほど激化させている。190cmを超える大型ガードや、高確率のシュート力を持つストレッチフォーの若手が次々と代表合宿に名乗りを上げ、ベテラン勢の背中を猛追する。戦術の選択肢と層の厚み(デプス)の獲得こそ、長丁場の国際大会を勝ち抜くための不可欠なピースだ。