一方で、彼女の仕事に対する姿勢には、頑固なまでのプロ意識と、逆境に立ち向かう「薩摩おごじょ」の精神が垣間見える。
かつて紅白歌合戦の司会や、数々の報道番組で修羅場をくぐり抜けてきた有働。生放送でのトラブルにも動じず、自らの言葉で責任を取る姿勢は、鹿児島の血筋を感じさせる。妥協を許さないジャーナリストとしての姿勢、そして時には自らを泥臭くさらけ出す覚悟。これは、大阪の「おもろければええやん」という精神だけでは説明がつかない。彼女の奥底に眠る、熱く、時に冷徹なまでの「薩摩のDNA」が、ここ一番の場面で彼女を支えている。