和田医師の中核をなす専門分野は、公衆衛生学、疫学、産業保健、感染症対策です。日本における数少ない公衆衛生専門医および指導医として、個別患者の治療にとどまらず、社会全体の健康構造をデザインする役割を担ってきました。
特に産業保健の領域では、労働者のメンタルヘルス支援や職場環境の改善、大規模災害時の健康管理マネジメントなどにおいて数多くの実績を残しています。企業や組織が直面する健康リスクを構造化し、科学的知見に基づいた持続可能な解決策を提示する手腕は高く評価されています。
「予防できる病気や障害によって失われる命を最小限に抑える」という一貫した信念のもと、理論と実務の両輪を回し続けてきた点が、同氏の最大の強みとなっています。