薬といえば「食後に飲むもの」というイメージが定着しているため、「今すぐ痛みを止めたいけれど、食後まで待つべきか」と悩む方が多く見られます。
結論から言うと、頓服薬は「症状が現れたタイミング」ですぐに服用して問題ありません。食後である必要はなく、食前や食間、あるいは空腹時であっても、激しい痛みや発熱、吐き気などの症状があれば速やかに服用することが基本です。むしろ痛みを我慢しすぎて症状が悪化してからでは、薬の効き目が実感しにくくなるケースもあります。
ただし、ロキソプロフェン(ロキソニン)などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、空腹時に服用すると胃粘膜に負担をかけ、胃痛や胃荒れを引き起こすことがあります。胃腸が弱い方や空腹が気になる場合は、「多めの水(コップ1杯)で飲む」「牛乳を少し飲む」「クラッカーやクッキーなど軽食を一口つまんでから飲む」といった工夫をすることで、胃への刺激を大幅に和らげることができます。