杜の都クラフトフェアが誕生した背景には、「都市と工芸の心地よい融合」という明確な理念が存在します。多くのクラフトフェアが郊外の公園や広場で開催されるなか、本イベントは仙台の中心市街地であるアーケード街を舞台に選んでいます。
商店街を行き交う日常の動線上に、突如としてあらわれる上質な手仕事の空間。買い物の途中にふらりと立ち寄る市民もいれば、お目当ての作家の作品を手に入れるために遠方から駆けつける熱心な愛好家も少なくありません。
実行委員会による厳正な審査を通過した作家たちだけが、この場に店を構える権利を得ます。展示される作品の質の高さ、そして作り手の真摯な姿勢が、イベント全体の品格を支えています。