2015年、金子桃華の名は国際舞台へと響き渡る。イタリア・アルコで開催されたIFSC世界ユース選手権に出場した彼女は、各国の有力選手がひしめく中で見事14位という好成績を収めた。世界の同世代トップクライマーたちと肘を交えた経験は、彼女の競技観をより広いものへとアップデートさせた。
翌2016年からは、シニアの最高峰舞台であるIFSCクライミング・ワールドカップのボルダリング部門に挑戦を開始した。2018年にかけて世界転戦を重ね、屈強な海外勢に混ざってトップ40圏内へ何度も食い込んだ。各国の異なる壁の質や難解なセットに苦しみながらも、着実に実力を世界の水準へと押し上げていった。