日本サウナ学会代表理事を務める医師・加藤容崇氏は、科学的根拠に基づかない危険な入浴法に対して強い危機感を表明し続けている。サウナ室の超高温環境から15度前後の水風呂へ急激に移行する際、体内では交感神経が急激に興奮し、血圧は急上昇と急降下を激しく繰り返す。
日本心臓財団の臨床データによれば、この急激な血圧変化こそがヒートショックを引き起こし、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患を誘発する最大要因だ。心血管系に潜む微細な動脈硬化や潜在的リスクは、外見からは判断できない。屈強に見えるタレントであっても、物理的な圧力の前には無力である。