ネオンテトラ、グッピー、メダカなどの小型魚と同じ水槽でエビを飼育している場合、生まれた稚エビは格好の生き餌となってしまいます。魚たちにとって、体長2mmの稚エビは一口で捕食できるサイズです。親エビ自身が稚エビを積極的に襲うことは稀ですが、脱皮直後などの無防備な状態では巻き添えを食らう危険もあります。
混泳水槽で生存率を引き上げるための絶対条件となるのが高密度な隠れ家の設置です。その中でも最も効果的なアイテムが「ウィローモス(コケ類の水草)」です。
ウィローモスが密集した茂みは、魚の口先が届かない安全地帯を形成します。さらに、モス自身の表面には稚エビの主食となるバクテリアや微生物が大量に付着するため、「外敵から身を守りながら安全に食料を摂取できる」という最高の育成シェルターとして機能します。水槽の底面や流木にたっぷりとウィローモスを活着させておくことが、混泳水槽での繁殖成功率を左右します。