2026最新・連続増配株ランキング!花王36期の真相と新Nisa戦略

2026最新・連続増配株ランキング!花王36期の真相と新Nisa戦略

2026最新・連続増配株ランキング!花王36期の真相と新Nisa戦略を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

連続増配株を語る上で避けて通れないのが、米国市場における「配当貴族(25年以上連続増配)」および「配当王(50年以上連続増配)」との比較です。世界一の株式大国・米国には、信じがたいスケールの配当成長企業がゴロゴロと存在します。

米国市場では、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、スリーエム(3M)など、半世紀(50年)以上連続で増配を続けている「配当王」が30社以上存在します。これに対し、日本市場で30年を超えているのは花王の1社のみ。20年以上で見ても日本は約20社程度にとどまります。この格差を生み出した要因は、米国企業の株主至上主義の歴史と、全世界から莫大なロイヤルティを吸い上げるグローバル独占力にあります。

しかし、日本企業が劣っていると短絡的に結論づけるのは早計です。米国の配当王の中には、巨額の自社株買いと過剰な配当維持によって自己資本がマイナス(債務超過)に陥っている企業や、レバレッジを極限まで高めている企業が少なくありません。一方、日本の連続増配銘柄の上位群は、自己資本比率が50%〜70%を超えるキャッシュリッチ企業が多数を占めます。無理な借入金に依存せず、実質無借金経営のまま自前の現金で増配を続けているため、金利上昇局面や世界的な金融引き締めに対する耐久力は、むしろ日本企業の方が圧倒的に堅牢であるという事実は見落とされがちです。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。