所属事務所を退所し、一時は芸能界引退も囁かれた木本氏ですが、2026年現在の活動動向は極めて泥臭く、地道な現場主義を貫いています。
木本氏を支えたのは、奇しくも自身より先にフリーとなり逆境を経験していた相方・木下隆行氏でした。2人は2026年にコンビとして正式に再始動を発表。かつての華やかな地上波ゴールデンタイムのひな壇芸人というポジションを捨て、全国の小劇場を巡る単独ライブツアーや、泥にまみれたYouTubeチャンネルでの企画配信へと舵を切りました。
舞台上での彼らは、自らの過去の不祥事を隠すことなくネタに昇華させています。木下氏のパワハラ騒動と木本氏の巨額投資トラブルを互いに痛烈にイジり合い、観客に頭を下げながら笑いを生み出す姿は、かつてのスマートな芸風とは一変し、強烈なリアリティと哀愁を漂わせています。
地上波キー局への全面的なレギュラー復帰には依然として高いハードルが存在しますが、地方局の深夜番組や配信プラットフォーム、お笑いライブの現場では着実に動員を重ねており、「どれだけ叩かれても舞台に立ち続けて返済原資を稼ぐ」という姿勢に対して、お笑いファンや同業者からも徐々に温かい視線が向けられるようになっています。