万が一、おたからやの店舗や出張査定で強引な営業に遭遇した場合、どのように自分の資産を守ればよいのでしょうか。実践的な断り方とトラブル発生時の法的手続きを整理します。
【査定現場で角を立てずに断るキラーフレーズ】
査定員から即決を迫られた際は、以下の言葉を冷静に告げて即座に品物を手元に戻してください。
・「家族の共有物なので、全員で相談してからでないと売却の決定権がありません。」
・「本日は相場を知るための事前査定で回っており、すでに他社様への予約が入っています。」
・「一度持ち帰り、書面で見積もりを比較した上で後日こちらからご連絡します。」
【出張買取なら8日以内のクーリングオフが可能】
自宅で行われた出張買取の場合、契約書面を受け取った日から8日以内であれば無条件で契約を解除(クーリングオフ)できます。クーリングオフ期間内は、業者に対して商品の引き渡しを拒絶する権利(引き渡し拒否権)も法律で認められています。なお、店頭に自分から持ち込んだ「店頭買取」には法律上のクーリングオフ制度が適用されないため、店頭でのサインは極めて慎重に行う必要があります。
強引な買取によって被害を受けた場合や返還に応じない場合は、速やかに消費者ホットライン(局番なしの「188」)へ電話をかけ、最寄りの消費生活センターへ相談してください。脅迫めいた言動や不退去があった場合は、迷わず警察(警察相談専用電話「#9110」または110番)へ通報する姿勢が重要です。