赤ちゃんの外性器は受精の瞬間に染色体(XYかXXか)によって決定されていますが、初期の段階では外見上の区別がつきません。妊娠7週頃までは男女ともに「生殖結節」と呼ばれる同一の小さな突起を持っており、胎児ホルモンの働きによって徐々に形態が分化していきます。
妊娠12週エコー性別見分け方の実情を探ると、この時期の外性器の大きさは数ミリ程度にすぎず、一般的な経腹2Dエコーでの肉眼判定は困難を極めます。医師が「男の子かもしれない」「女の子に見える」と口にすることはあっても、確定診断として伝えられるケースはまずありません。
臨床的に判定精度が一段と跳ね上がる分岐点が、安定期に入る妊娠16週前後です。妊娠16週性別確定の確率は、胎児のポジショニングが良好であればおよそ85〜90%に達します。この頃になると男児の外生殖器の発達が進み、大腿骨の間に明確な突起と陰嚢の影が捉えられるようになります。さらに妊娠20〜22週の妊婦健診では、胎児の体重が300〜500g程度まで成長し、羊水量も豊富なため視界がクリアになり、判定精度は95%以上に上昇します。
立体的な映像をリアルタイムで観察できる4Dエコー性別判明時期については、妊娠20週から28週頃が最も適したゴールデンタイムとされています。皮下脂肪がつき始め、外性器の立体的な隆起や割れ目が滑らかな質感とともに肉眼に近い形で視認できるようになります。ただし、4Dエコーであっても赤ちゃんが両足を固く閉じていたり、お尻を母体の背部に向けてうつ伏せになっていたりする場合は、どれほど高性能な装置を用いても股間部を観察することはできません。