なぜ今タルクフリーなのか?ベビーパウダーの発がん性リスクと真実

なぜ今タルクフリーなのか?ベビーパウダーの発がん性リスクと真実

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ベビーパウダーの主原料として比較される「タルク」と「コーンスターチ」には、原料の性質や機能面で明確な違いがあります。

タルクは天然鉱物を微細粉末化したもので、結晶構造が非常に滑らかです。肌への摩擦を極限まで減らすシルキーな使用感と撥水性に優れており、サラサラ感を長時間持続させる特徴を持ちます。一方で、水分そのものを吸収する能力はそれほど高くありません。

対してコーンスターチは、トウモロコシの胚乳から抽出された天然植物デンプンです。最大の特長は、周囲の湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥時には放出する「調湿機能」にあります。余分な汗や湿気をしっかり吸着しながらも、肌を乾燥させすぎないという大きなメリットを持っています。食品原料としても使われるため、万が一の誤飲や肌への刺激に対する安心感が非常に高く、現在のオーガニックベビーパウダーや敏感肌向け製品のベース原料として定着しています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。