流行の移り変わりが極めて激しいお笑い界において、20年近く同じ代表ギャグを武器に第一線で戦い続けることは決して容易ではない。多くの芸人がスタイルの変更や新ネタの模索に苦しむなか、ですよ。は一貫して自らの代名詞であるスタイルを研ぎ澄ましてきた。
「チョコバ〜ト〜ン!」「ですよ。の最近〜!」といったおなじみの導入から、観客の期待を裏切らない完璧なタイミングでの「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん」。その洗練された身体表現と間合いは、もはや伝統芸能の域に達していると評する関係者も少なくない。
過去の遺産にすがるのではなく、時代ごとの空気感を取り入れながらネタを微調整し、常に観客を笑わせるための探求を怠らない姿勢こそが、彼が2026年の今もなお現場で重宝され続ける最大の理由である。