パリやニューヨークのランウェイ、あるいは世界規模のeスポーツ大会。海外のトップアスリートやストリーマーが身につけるユニフォームに、印象的な漢字が刻まれるケースが目立って増えた。英語圏のカルチャーにおいて、漢字はもはや「異国の文字」ではなく、洗練された記号体系=グラフィック言語として認知されている。
アルファベットにはないトメ・ハネ・ハライの動きや、左右非対称が生み出す絶妙なダイナミズム。意味を知らない海外のユーザーにとっても、その幾何学的な造形美は一目で魅了される力を持つ。「クールなジャケットの胸元に一文字だけ鎮座する漢字」というアプローチが、ハイブランドからストリートウェアまで席巻している。