アウトレットはなぜ安い?専用品の裏側と失敗しない見分け方を解剖

アウトレットはなぜ安い?専用品の裏側と失敗しない見分け方を解剖

アウトレットはなぜ安い?専用品の裏側と失敗しない見分け方を解剖に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

ネット上の掲示板やSNSで定期的に浮上するのが、アウトレット偽物の噂と実態に関する疑惑です。「安すぎるからコピー品ではないか」「直営店とは別会社が勝手に運営しているのでは」といった声が散見されますが、結論から言えば、三井不動産商業マネジメントや三菱地所・サイモンが運営する国内の主要アウトレットモールにおいて、偽物が販売されている可能性はゼロと断言できます。

これらのディベロッパーは出店審査において厳格なコンプライアンス基準を設けており、店舗はブランドホルダー直営店、あるいは正規輸入代理店に限定されています。並行輸入業者や素性の不透明な転売業者が入り込む余地はありません。

では、もうひとつの疑念である「B級品ばかりが集まっている」という説はどうでしょうか。アパレル業界においてアウトレットB級品理由として挙げられるのは、輸送中のわずかな引っかき傷、試着時のファンデーション付着、展示中の日焼け、ステッチの軽微な乱れなどです。しかし、流通現場の在庫データを追跡すると、こうした純粋な「キズ物・訳あり品」が売り場全体に占める割合は、わずか3%〜5%未満に過ぎません。

不良品だけで広大な売り場面積を埋め尽くすことは物理的に不可能です。日常的に店頭に並ぶ膨大な商品の正体は、別の合理的な理由によって生み出された在庫群と、アウトレットモール向けに最初から設計された商品群なのです。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。