今でこそ誰もが知る表舞台のスターだが、そのバックボーンは極めて異色だ。本名である斎藤司は、吉本興業の養成所に入所する前、大手ファッション系IT企業の求人広告部門で営業マンとしてバリバリ働いていた過去を持つ。
スーツを着て社会の波にもまれていたサラリーマン時代の経験は、一見するとお笑いとは無縁に思えるかもしれない。しかし、営業現場で培った「人の心を開くコミュニケーション術」や「セルフブランディングの意識」は、後の芸能生活において強力な武器となった。挫折や社会人のリアルを知っているからこそ生み出せる人間味のある笑いが、彼の大きな魅力の源泉になっているのだ。