南口から徒歩数分、昭和の面影を色濃く残す雑居ビルや細い路地に入り込むと、一変して刺激的な香りが鼻腔をくすぐる。ここ数年で急増したのが、独自のアプローチでファンを魅了するスパイスカレー専門店や、東南アジアのローカルフードを提供するアジアンビストロだ。
スパイスの調合に並々ならぬ情熱を注ぐ若手オーナーたちが手掛けるカレーは、一皿で何種類もの副菜と混ざり合う複雑な旨味が特徴。和出汁をベースにしたスパイスカレーや、地元の採れたて野菜をふんだんに添えたプレートなど、見た目にも華やかな一品が女性客を中心に熱狂的な支持を集めている。古き良き街並みとエキゾチックな味わいのコントラストが、船橋の昼に独特の情緒を与えている。