宮水三葉は、山深い架空の町「糸守町」にある宮水神社の巫女を務める女子高生です。生年月日は1997年10月9日。妹の四葉、祖母の一葉とともに神社を守りながら、町長である父の選挙運動や田舎特有の人間関係に息苦しさを感じていました。
物語最大の仕掛けは、三葉と立花瀧(1999年12月1日生まれ)の間に横たわる「3年の時間軸のズレ」です。2人の入れ替わりは同時代に起きていたわけではなく、「2013年の三葉」と「2016年の瀧」という異なる時間を跨いで発生していました。
そのため、入れ替わりが起きていた当時の学年は同じ高校2年生(17歳)でありながら、実質的な年齢差は三葉が3歳年上という計算になります。劇中で三葉が瀧に会うため単身東京へ向かった際、まだ中学生で三葉を知らない2013年の瀧と電車内で遭遇してしまう切ないすれ違いは、この時系列のズレが生み出した決定的な悲劇でした。