日光国立公園の一角、塩原温泉郷の奥深くに位置する小太郎淵。そのすぐ脇に店舗を構える茶屋の魅力は、何と言っても圧倒的な自然との距離感にある。
客席となる野外の床机(しょうぎ)は、文字通り渓流の目と鼻の先だ。足を伸ばせば冷涼な水気に届きそうなほどの距離で、エメラルドグリーンに澄み渡る水面と、岩肌を覆う鮮やかな苔のグラデーションを鑑賞できる。スマートフォンの画面越しでは決して伝わらない微風の心地よさ、そして絶え間なく響く水の打音。この五感を刺激するロケーションが、TikTokやInstagramなどの動画プラットフォームを通じて世界中に拡散され、新たな目的地として定着した。