スマートフォンのSIMトレイには、大きく分けて「トリプルスロット」と「ハイブリッドスロット(排他仕様)」の2種類が存在します。この違いを正しく理解していないと、購入後に「2枚目のSIMを入れたらSDカードが入らない」という致命的なトラブルに直面します。
トリプルスロットは、2枚のnanoSIMカードと1枚のmicroSDカードを合計3枚独立して同時にセットできる構造です。仕事用番号と私用番号で常時DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)待ち受けを行いながら、端末容量を気にせずmicroSDへ動画や写真、音楽データを保存できます。
一方、現在Androidスマートフォンの大半を占めるハイブリッドスロットは、スロット2が「nanoSIM」または「microSD」のどちらか一方しかセットできない排他設計です。「デュアルSIM運用を取るか、ストレージ拡張を取るか」の二者択一を迫られるため、物理SIM2枚とSDカードの同時利用を求めるユーザーにとっては大きな制約となります。