六甲アイランドという街の成り立ちそのものが、この学校の強力な教材だ。計画的に設計された国際的な住宅街、多国籍企業、美術館、ホテル、そして外国人コミュニティ。生徒たちは校舎の壁を軽々と越え、島内のイベント企画や環境保全活動、多言語ボランティアへと飛び出していく。
教室で学んだ英語や社会科学の理論を、島内のリアルなコミュニティで即座に試す。インターナショナルスクールの生徒たちとの日常的な交流や、地元企業へのヒアリング調査など、教科書を開くだけでは絶対に得られない「生きた体験」が生徒たちの視野を加速度的に広げていく。街全体が巨大なラボラトリーとして機能しているのだ。