寸法設計から補強技術までを身につければ、身の回りの紙素材はすべて魅力的なキャリーバッグへと生まれ変わります。しかし、時間的コストや安全性を鑑みた場合、すべてを自作で賄うことが常に正解とは限りません。
◎ 自作を強くおすすめできるシチュエーション
- 規格外サイズのアイテムを包む場合:細長いワインボトル、厚みのあるスクエア型ボックスなど、市販の紙袋では空間が余りすぎる・入らないギフトにジャストフィットさせたいとき。
- ストーリー性を大切にしたいプチギフト:旅先で手に入れたレトロな包装紙、英字新聞、思い出の展覧会フライヤーなどをアップサイクルして、唯一無二の演出を施したいとき。
- 1〜2個の小ロットで急遽手配が必要なとき:わざわざ複数枚入りの既製品を買いに走るよりも、手元のA4用紙やクラフト紙で数分で作るほうがコストも時間も大幅に節約できます。
▲ 慎重になるべき・既製品の購入を推奨するシチュエーション
- 総重量が2kgを超える重量物・割れ物を運ぶ場合:手作りの紙袋は、工業用の自動製袋機による熱圧着や特殊ホットメルト接着には引張強度で及びません。高価な陶器や重い液体物を運ぶ際は、安全性を最優先して底面がJIS規格等に準拠した市販の重量用手提袋を選ぶべきです。
- 雨天時の屋外移動が想定される場合:一般的なクラフト紙やコピー用紙は耐水性がありません。雨滴によるふやけから破断する恐れがあるため、撥水ラミネート加工が施された既製品に軍配が上がります。