急坂の散策で心地よい疲労を覚えたら、歴史的な建築物をそのまま活かした休憩スポットや、昔ながらの甘味処へ足を運びたいところです。景観条例により看板の露出が制限されているため、見逃しやすい名店をセレクトしました。
築100年超の数寄屋建築で過ごす「二年坂スターバックス畳席」の体験価値
「二年坂カフェおすすめ」の筆頭格として国内外から注目を集め続けるのが、「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」です。暖簾をくぐると奥へと細長く伸びる「通り庭」が広がり、京町家の伝統様式を肌で体感できます。
2階に上がると、靴を脱いで上がる二年坂スターバックス畳席が3部屋設けられており、丹後ちりめんの座布団に腰を下ろして庭園を眺めながらコーヒーを味わえます。街並みの保全を最優先するため、店先での行列待機は一切禁止されており、満席時は整理券システムが導入されています。訪問するなら開店直後の朝8時台が狙い目です。
甘味と買い出しを極める|二年坂食べ歩き人気店とお土産の選び方
二寧坂の石段脇にある大正3年創業の甘味処「かさぎ屋」は、文豪・志賀直哉や画家・竹久夢二も愛した伝説の名店。粒あん・こしあん・きな粉の3種が盛られた「三色萩乃餅(おはぎ)」は、注文が入ってから小豆を炊き直すため温かく、上品な甘みが生きています。現在、参道での歩きながらの飲食(ポイ捨て防止)は各自治体・商店街でマナー啓発が行われているため、店内でのイートイン利用が基本ルールとなっています。
帰路のショッピングで失敗しないための「清水寺参道お土産ランキング」の目安は以下の通りです。
- 第1位:生八ッ橋・焼き八ッ橋(老舗各店):王道ながら外せない定番。ニッキの風味豊かな元祖スタイルから、季節限定の餡までバリエーションが豊富。
- 第2位:七味家本舗の「七味・山椒」(三年坂角):明暦年間(1655年)創業。白胡麻・唐辛子・山椒・紫蘇などを絶妙に調合した香りは、市販品とは別次元の深み。
- 第3位:松栄堂の京線香・お香:参道に漂う白檀の香りをそのまま持ち帰れる、京都らしい洗練されたお土産として女性層の圧倒的支持を獲得。
- 第4位:伝統工芸の清水焼(陶器):職人の手描きによる湯呑みや豆皿。一点物ならではの温もりがあり、長く愛用できる逸品。