甘さが控えめだからといって、血糖値の上昇速度が緩やかだと思い込むのは危険だ。マルトデキストリンのグリセミック・インデックス(GI値)は100前後に達し、これは精製された白米やブドウ糖とほぼ同等、あるいはそれ以上の数値を意味する。
摂取直後、血液中には一気にグルコースが流れ込む。それに応答して膵臓からは大量のインスリンが分泌される仕組みだ。激しい運動中や直後であれば、このインスリン急上昇は筋肉へのグリコーゲン補填と筋タンパク質の分解抑制に働く「最高の味方」となる。しかし、運動量を伴わないデスクワーク中などに無計画に摂取し続ければ、血糖値の急降下による強烈な眠気や、不要な体脂肪蓄積を招く刃にもなり得る。