平成から令和へと移り変わる中で、日本のテレビドラマ業界は大きな変革の波に洗われてきた。かつて『マルモのおきて』が記録した異例の高視聴率と社会的ブームは、地上波テレビが持つ最大級の爆発力を象徴する出来事であった。そして15年が経過した現在、メディアのあり方が多様化する中でも、ふたりが持つ「誰もが知っている」という圧倒的な認知度と好感度は衰えるどころか、さらに価値を高めている。
制作会社関係者は指摘する。「若い世代の視聴者離れが叫ばれる中、全世代に対してこれほど強い訴求力と信頼感を持つ俳優は極めて稀です。鈴木福と芦田愛菜という組み合わせは、視聴者層を世代を超えて繋ぎ止める強力なカードになり得る」。長年培われた圧倒的な知名度は、今のコンテンツ市場において最大の武器となっているのだ。