『愛していると言ってくれ』は、全12話を通じて平均視聴率21.3%、最終回では最高視聴率28.1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)という驚異的な高視聴率を記録しました。1990年代を代表するラブストーリーとして、社会に与えたインパクトは計り知れません。
その最大の功績の一つが、日本全国に巻き起こした「手話・指文字」の学習ブームです。劇中で豊川悦司さんが見せた流麗で感情豊かな手話表現や、常盤貴子さんが懸命に指文字で想いを伝えようとする姿に感銘を受け、手話サークルへの入会者が急増したり、書店で手話関連のテキストがベストセラーになったりと、福祉やコミュニケーションのあり方に多大な影響を与えました。
そして作品を語る上で欠かせないのが、DREAMS COME TRUEが手掛けた主題歌「LOVE LOVE LOVE」です。晃次と紘子の切ない恋心に寄り添う歌詞と壮大なメロディは、累計売上約250万枚のダブルミリオンセラーを記録し、1995年のオリコン年間シングルチャート1位を獲得。挿入歌「嵐が来る」のドラマチックな旋律とともに、物語の情景を一瞬で蘇らせる名曲として、今なお世代を超えて愛唱されています。