インターネット上の掲示板やSNS、知恵袋などでは、今なお「丙午の女性は本当に気が強いのか?」「我が強くて付き合いにくいのか?」という疑問が定期的に投稿されています。ネット上に寄せられた当事者たちの生の声や、エンタメ業界の最前線で働く関係者の証言を突き合わせると、興味深い実態が見えてきます。
5ch(旧2ch)の同世代スレッドや知恵袋の手記には、次のような当事者のリアルな告白が数多く残されています。
「子どもの頃、親戚から『丙午だから気が強いね』とからかわれた記憶がある。でもその理不尽な偏見があったからこそ、『誰にも頼らず一人で稼げる女になってやる』と腹をくくる原動力になった」(50代・会社経営者女性)
「同級生が前後の学年より圧倒的に少なかったため、小中学校のクラス数が少なく、高校・大学受験の倍率が低くて得をした。周りを見ても自営業や専門職でバリバリ生きている友人が多い」(60代・看護師)
また、テレビ局のプロデューサーや舞台演出家が語る大物女優の現在の現場風景からも、ステレオタイプとは異なる実像が浮かび上がります。ある民放ドラマ関係者はこう明かします。
「小泉今日子さんも鈴木保奈美さんも、現場で感情的に声を荒らげるようなことは一切ありません。世間が言う『気が強い』のイメージとは真逆で、非常に物腰が柔らかく、若いスタッフへの気配りも徹底しています。ただし、作品の本質や表現の妥協に対しては、絶対に嘘をつかない。それは『気性の荒さ』ではなく、プロとしての『研ぎ澄まされた美意識と責任感』です」
世間がレッテル貼りした「激しさ」の実体は、感情の起伏ではなく、理不尽な環境下でも自己を見失わない「芯の強さ」だったのです。