Q1:二・二六事件で死刑になった青年将校の主なリーダーは誰ですか?
A1:中心となったのは、野中四郎大尉(事件直後に自決)、安藤輝三大尉、香田清貞大尉、栗原安秀中尉、村中孝次元大尉、磯部浅一元主計らです。裁判では首謀者とみなされた将校たちと北一輝・西田税を含む計19名に死刑が執行されました。
Q2:なぜ昭和天皇は青年将校たちにあれほど激怒されたのですか?
A2:将校たちは「天皇のための決起」を主張していましたが、天皇から見れば、自らが信頼し国政を任せていた忠臣たちを無差別に殺戮した反乱行為そのものでした。軍紀を乱して国家秩序を破壊した行為は断じて容認できず、立憲君主としての強い責任感から厳罰を求められました。
Q3:決起に参加した約1,400人の兵士たちもお咎めを受けたのですか?
A3:将校の命令に従って動員された一般の下士官・兵士の多くは、反乱の目的を知らされていなかったため罪に問われませんでした。しかし、多くはその後満州などの激戦地へと送られ、過酷な運命を辿ることになりました。
Q4:岡田啓介首相はどのようにして反乱軍の包囲から脱出したのですか?
A4:首相によく似ていた義弟の松尾伝蔵大佐が身代わりとなって射殺されたため、反乱軍は首相殺害に成功したと誤認しました。本物の岡田首相は女中たちの機転で納戸に隠れ、翌日、弔問客に紛れ込ませる救出作戦によって官邸を脱出しました。