2人の距離が縮まった原点は、2005年1月期に放送されたフジテレビ系列の連続ドラマ『優しい時間』でした。脚本家・倉本聰氏が北海道・富良野の雄大な自然を舞台に描いた同作は、父と子の絆の再生を描いたヒューマンドラマの傑作として知られています。
作中で二宮和也さんは繊細なトラウマを抱える青年・拓郎役を、長澤まさみさんは彼を温かく包み込むヒロイン・梓役を好演。厳しい寒さの中で行われた長期の富良野ロケを通じ、演技論をぶつけ合いながら急速に信頼関係を深めていきました。若手実力派として頭角を現していた2人が現場で放っていた特別な空気感は、当時から共演者やスタッフの間でも強い印象を残していたとされています。