二階俊博の息子たちの現在|長男・次男・三男の経歴と世襲対決の真相

二階俊博の息子たちの現在|長男・次男・三男の経歴と世襲対決の真相

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現在、二階ファミリーの政治的後継者として活動しているのが、三男の二階伸康氏です。

伸康氏は青山学院大学法学部を卒業後、全日本空輸(ANA)に入社。約10年間にわたり民間企業で実務経験を積んだ後、父の事務所に入り、私設秘書および政策秘書として政治の現場を学びました。企業人としての経歴を持つことから、人当たりが柔らかく組織調整力に長けているとの評価を党内外から集めていました。

2026年3月、二階俊博氏が政治資金問題の責任を取る形で次期衆院選への不出馬を電撃表明。これを受け、自民党和歌山県連の公募を経て、伸康氏が和歌山新2区の公認候補として選出されました。

迎えた2026年10月の第50回衆議院議員総選挙において、和歌山2区は全国屈指の注目選挙区となりました。自民党を離党して無所属で参議院から鞍替え出馬した大物政治家・世耕弘成氏との「保守分裂の頂上決戦」が勃発したためです。

自民党公認と公明党推薦を得た伸康氏は、父・俊博氏が築き上げた後援会組織や業界団体の推薦をフル活用して選挙戦を展開。しかし、知名度と圧倒的な地元浸透力を誇る世耕氏の前に苦戦を強いられ、結果は以下の大差となりました。

  • 世耕弘成氏(無所属・当選):101,739票
  • 二階伸康氏(自民公認・落選):71,128票

約3万票の大差をつけられての敗北となり、自民党が政治資金問題への逆風から比例重複立候補を認めていなかったことも重なり、比例復活も叶わず落選となりました。

選挙後、伸康氏は「すべて私の力不足。ゼロから地元を歩き直す」と支援者に語り、和歌山各地での辻立ちや対話集会を地道に再開。2026年現在も、次期総選挙での議席奪還を目指して県連組織の再構築に奔走しています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。