耳鳴りで「ブーン」と響く低音の正体は?放置厳禁な病気と対処法

耳鳴りで「ブーン」と響く低音の正体は?放置厳禁な病気と対処法

耳鳴りで「ブーン」と響く低音の正体は?放置厳禁な病気と対処法に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

耳鳴りでブーンという低音が続くのは一体なぜなのか。その裏には、医療機関での早期介入を要する代表的な病気がいくつか隠れています。

まず疑われるのが低音障害型感音難聴(急性低音障害型感音難聴)です。20代から40代の比較的若い世代に急増しており、ある日突然、低い音だけが聞こえにくくなると同時に「ブーン」という耳鳴りや耳の詰まり感(耳閉感)が現れます。日常会話の高音域は聞こえるため難聴に気づきにくく、耳鳴りだけを自覚して受診するケースが目立ちます。

次に、激しい回転性めまいを繰り返すことで知られるメニエール病 初期症状としても、低音の耳鳴りは頻発します。内耳の内リンパ液が過剰に溜まる「内リンパ水腫」が原因で、初期の段階ではめまいを伴わず、低音の耳鳴りや閉塞感だけが先行する例も少なくありません。

さらに警戒すべきは突発性難聴 ブーンという音を伴うケースです。一般的には高音の耳鳴りが多いものの、低音域の障害から始まる突発性難聴も存在します。内耳の細胞が急激にダメージを受けるため、発症から48時間〜72時間以内の早期治療開始が生涯の聴力を左右します。

また、鼻の奥と耳をつなぐ管が開閉不全を起こす耳管狭窄症 耳鳴りも考えられます。風邪やアレルギー性鼻炎、気圧変化を契機に耳管が狭くなり、鼓膜の内外で気圧調整ができなくなることで、低音の響きや自声強調(自分の声がこもって大きく聞こえる現象)が引き起こされます。

山田 真由
著者

山田 真由

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