一般的な美術館で開催される現代アート展示会の入場料は、一般チケットで1,800円〜2,500円前後に設定されるケースが主流です。しかし、表参道と心斎橋に構える「エスパス ルイ・ヴィトン」は、開館以来一貫して入場料無料を貫いています。「何か裏があるのではないか」「帰りに高額な買い物を勧められるのではないか」と不安に思う方もいるかもしれませんが、営業目的の勧誘などは一切行われません。
このルイヴィトン ギャラリーが無料である理由は、メゾンがグローバルに展開する文化芸術支援プロジェクト「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として運営されているためです。フランス・パリのブローニュの森にある美術館「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」が所蔵する膨大な近現代美術コレクションを、東京・大阪・ミュンヘン・ヴェネツィア・北京・ソウルといった世界各都市のエスパスで巡回展示し、より多くの人々に現代アートの最前線を開放するという企業メセナ(文化支援)活動に基づいています。