大規模なロードレース中継を成功させるためには、中継技術だけでなく大会運営側との密接な連携が不可欠である。関東学生陸上競技連盟と日本テレビ放送網は、長年にわたり安全で公正なレースの進行と、その魅力を余すことなく伝えるテレビ中継の両立を追求してきた。
レース中、中継車やバイクカメラから送られてくる映像に対し、アナウンサーは主催者側の公式判定や安全情報を正確に確認しながら実況を進行する。過酷な走路で繰り広げられる選手の安全を守りつつ、競技の純粋な美しさとドラマ性を日本全国に届けるタッグは、日本のスポーツジャーナリズムにおける一つの完成形を示している。