法政二中・高を語る上で外せない歴史的転換点が、2016年の中学共学化および2018年の高校完全共学化、そしてそれに伴うキャンパスの全面建て替えです。かつての法政二高は「バンカラ」「硬派な男子校」「男子部活動の雄」という力強いパブリックイメージで知られていました。しかし、法政二高の共学化による変化は、学校の文化と生徒の気質を根底から刷新しました。
現在のキャンパスは、広大な吹き抜け空間、充実した蔵書を誇るメディアセンター(図書館)、冷暖房完備のアリーナや人工芝グラウンドを備え、大学キャンパスと見紛うばかりの近代的な環境が整っています。このハードウェアの進化と、再開発によりファミリー層が急増した武蔵小杉エリアの地域性が見事に合致し、優秀な女子生徒層の大量流入を呼び込みました。
一方で、男子校時代から培われてきた「文武両道」の精神も健在です。法政二高の部活動実績は極めて高く、男子バスケットボール部、陸上競技部、水泳部、フェンシング部、ハンドボール部、吹奏楽部、アメリカンフットボール部など、全国大会や関東大会の常連クラブが多数存在します。女子部員が加わったことで、ダンス部やチアリーディング、女子硬式テニスなど新たな分野でも目覚ましい活躍が見られ、キャンパス全体に活気と多様性が満ちています。