防衛大の偏差値は本当に東大並みか?文理別の難易度と合格の条件

防衛大の偏差値は本当に東大並みか?文理別の難易度と合格の条件

防衛大の偏差値は本当に東大並みか?文理別の難易度と合格の条件とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

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ネット上で定期的に浮上する「防衛大は東大レベル」という説。結論から言えば、一般的な模試の数値だけを比較するなら、その見立てはやや誇張を含んでいる。予備校の指標における防衛大学校の人文・社会科学専攻(文系)の偏差値はおよそ60〜65、理工学専攻(理系)は55〜60程度に位置付けられることが多い。これらはMARCH上位から地方旧帝国大学、あるいは中堅上位国公立大学に相当する数値だ。

だが、この数字を鵜呑みにして「地方国立大レベルなら余裕だ」と高をくくると手痛いしっぺ返しを食らう。文系専攻は定員が極端に少なく、倍率が10倍から20倍近くまで跳ね上がることが珍しくない。さらに、東大や京大、早慶といった最難関大を第一志望とするトップ層が腕試しや学費免除の滑り止めとして併願参入してくる。表面的なボーダーライン以上に、上位層の厚みが合否を激しく左右するのだ。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。