手元のケアといえばハンドクリームを思い浮かべる方が多いですが、ハンドクリームの主成分は水分と油分を乳化させたものであり、皮膚表面を保護する役割に優れています。しかし、爪を構成する硬タンパク質「ケラチン」の隙間や、爪の生成工場である「爪母(マトリクス)」、爪と皮膚を繋ぐデリケートな境界線にまで浸透するには、分子構造のより細かい専用オイルが欠かせません。
特に爪の乾燥が進むと、柔軟性が失われて日常生活のわずかな衝撃で二枚爪になったり、甘皮(キューティクル)周辺の角質が硬化して痛みを伴うささくれが発生します。ネイルオイルささくれ二枚爪ケアを日常的に行うことは、単に見た目の艶を出すだけでなく、健康で割れにくい強い爪を育てるための土台作りそのものです。
さらに近年、自爪を長く美しく見せたい層の間で注目されているのが、爪のピンク色の部分を伸ばすネイルオイルハイポニキウム育成です。爪の裏側で皮膚と爪甲を密着させているハイポニキウム(爪下皮)は非常に乾燥に弱く、ここをオイルで保湿し保護することで、ネイルベッドが伸長し、縦長のすらりとした理想的な美爪へと変化していきます。