なぜ自転車は内装3段変速が最強?外装との違いや失敗しない調整術を徹底解説

なぜ自転車は内装3段変速が最強?外装との違いや失敗しない調整術を徹底解説

なぜ自転車は内装3段変速が最強?外装との違いや失敗しない調整術を徹底解説について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

インターネット上の掲示板やSNSでは、「内装3段変速は壊れやすい」「ペダルが空回りしたら即座にハブ全交換で高額修理になる」といった誤解が散見されます。しかし、街の自転車専門店で数多くの修理を手掛ける整備現場の証言を検証すると、実態は全く異なります。

ペダルを踏み込んだ瞬間に「ガクッ」とギアが滑るような現象や、特定のギアに入らなくなるトラブルの原因の実に9割以上は、ハブ内部のギア破損ではありません。日々の使用によって生じる「シフトワイヤーの初期伸び」や、後輪周りの清掃時・駐輪時にベルクランク(後輪軸についている変速受信用カバー)が何かに接触して「プッシュロッドの位置がミリ単位でずれたこと」による変速不整合です。

内装ハブ自体は熱処理された特殊鋼ギアで構成されており、適切な密閉が保たれている限り、通常使用で歯車が欠損することは極めて稀です。故障と決めつけて高額な部品交換を行う前に、適切なワイヤー張力調整とロッド位置の確認を行うだけで、元の滑らかな変速フィールを回復できるケースが大半を占めています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。