術後の経過観察において、最も警戒すべきトラブルの一つが肥厚性瘢痕である。これは傷口が赤く盛り上がり、痒みや痛みを伴う状態を指し、胸元や肩、体幹部など皮膚張力が強い部位で発症しやすい。肥厚性瘢痕のリスクを最小化するには、術前からの体質評価と術後の迅速な早期介入が欠かせない。
万が一、術後に赤みや硬化の兆候が見られた場合は、ステロイドテープの貼付やステロイド局所注射、あるいはヘパリン類似物質の継続投与といった適切な医学処置が迅速に行われる。形成外科と皮膚科が連携した診療体制を持つクリニックでは、創傷治癒のあらゆるフェーズに対応する包括的なフォローアップが用意されている。