オオルリの鳴き声に潜む謎|美声の最後に響く「濁音」の真実

オオルリの鳴き声に潜む謎|美声の最後に響く「濁音」の真実

話題沸騰中の オオルリの鳴き声に潜む謎|美声の最後に響く「濁音」の真実について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

Q1:オオルリの鳴き声は街中の公園でも聞くことができますか?
A1:繁殖期(5〜7月)に都市公園で定着してさえずることは極めて稀です。ただし、4月中旬〜5月上旬の春の渡りの通過期に限っては、緑豊かな都市公園や神社仏閣の社叢林に一時的に立ち寄り、早朝に短くさえずる姿が観察されることがあります。

Q2:さえずりの途中で急に鳴き止んでしまうのはなぜですか?
A2:タカ類(ツミやハイタカ)などの天敵が上空を通過したか、あるいは観察者が急激に接近して警戒ゾーンに入ったためです。鳥が警戒した場合はその場から少し後退し、物音を立てずに待機すると警戒を解いて再び鳴き始めることがあります。

Q3:オオルリの幼鳥はいつから親鳥のように上手に鳴けるようになりますか?
A3:巣立ったばかりの幼鳥は「ヒヨヒヨ」と鳴くだけですが、秋の渡りの前や越冬地で成鳥の声を聞きながら練習(サブソング=ぐぜり)を始めます。一人前に澄んだ美声と末尾の濁音をパーフェクトに奏でられるようになるのは、翌年の春、オスの羽色が鮮やかな瑠璃色に生え変わって最初の繁殖期を迎える時です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。