長年連れ添うパートナーとして迎える上で、最も注意すべきなのが病気や体調管理の違いだ。獣医学の現場では、それぞれの解剖学的な特徴に応じた個別のケアが求められる。
チワワで頻繁に見られるトラブルは、膝蓋骨脱臼(パテラ)や頭頂部の骨が塞がりきらない「泉門(ペコ)」の残存だ。高所からのジャンプや転倒による怪我に細心の注意を払わなければならない。また、寒さに非常に弱いため、冬場の防寒対策は必須となる。
一方、パグは鼻が短い「短頭種」であるため、熱中症のリスクが極めて高い。夏場の散歩時間には細心の注意が必要だ。さらに、特徴的な顔のシワの間に汚れや湿気が溜まりやすく、こまめに拭き取らなければ皮膚炎を引き起こす。食欲が旺盛で肥満になりやすいため、適切なカロリー管理と毎日の運動バランスを維持することが長寿の鍵となる。