Q1:足の裏にほくろを見つけたら、すべてメラノーマを疑って受診すべきですか?
A1:足の裏にある黒い点のすべてがメラノーマというわけではありません。日本人の約10%は足の裏に良性のほくろを持っています。ただし、大人の足の裏に新しくできたものや、直径6ミリを超えるもの、形が歪で色がまだらなものは自己判断せず、一度皮膚科専門医のダーモスコピー検査を受けるのが賢明です。
Q2:爪に黒い筋が1本あるのですが、すぐに精密検査が必要でしょうか?
A2:爪の黒い筋(爪甲色素線条)は、外傷による内出血や良性の色素沈着でも頻繁に現れます。しかし、筋の幅が徐々に太くなっている、筋の色に濃淡がある、爪が割れている、爪の根元の皮膚まで黒ずんできた(ハッチンソン徴候)といった変化が見られる場合は、速やかに皮膚科を受診してください。
Q3:メラノーマを疑って受診する場合、どのような病院を選べばよいですか?
A3:まずは日本皮膚科学会が認定する「皮膚科専門医」がいる身近なクリニックを受診してください。ダーモスコピーでメラノーマの疑いがあると判断された場合は、がん診療連携拠点病院や大学病院など、皮膚腫瘍科や頭頸部・皮膚がんの専門治療実績が豊富な総合病院へ紹介されます。