『ぎぼむす』の魅力を語る上で欠かせないのが、宮本家を取り巻く多彩なキャラクターたちとのアンサンブルです。連続ドラマから新春スペシャル、ファイナルに至る相関図のなかでも、みゆきの人生に深く関わるのが幼馴染の黒田大樹(井之脇海)でした。
小学生時代にいじめっ子から良き理解者へと変わり、高校生編で再会を果たした大樹。上白石萌歌と井之脇海が醸し出す幼馴染特有の距離感は、視聴者から「ひろきみゆコンビ」として絶大な人気を博しました。2人は『ぎぼむす』以前にもCM等で共演歴があり、気心が知れた間柄ならではの自然な掛け合いが、じれったくも微笑ましい恋愛模様をリアルに彩りました。
さらに、みゆきを天国から見守る父・良一(竹野内豊)の温かな記憶、亜希子に一途な思いを寄せ続ける「ベーカリー麦田」の店長・麦田章(佐藤健)の破天荒なサポートなど、周囲の登場人物全員がみゆきを愛し、見守る構図が見事に機能。上白石萌歌はそれら全ての愛情を受け止める中心軸として、宮本家の絆を力強く牽引しました。