どれほど知識人としての顔が定着しようとも、彼の根底にあるのは泥臭い芸人魂だ。かつてM-1グランプリの決勝舞台で見せた力強いパフォーマンスは、今もファンの記憶に深く刻まれている。
人気番組『相席食堂』で見せる予測不能なロケ対応力は、千鳥をはじめとする同業者からも絶賛される。真面目な顔で経済論理を語った直後に、脈絡なくギャグをぶち込むギャップ。お笑い・バラエティの現場において、この唯一無二の振り幅は強力な武器となっている。笑いのクッションがあるからこそ、難解なマネーの話も視聴者の心にすんなり入っていくのだ。