副鼻腔炎と蓄膿症は何が違う?長引く鼻水・顔面痛の正体と最新治療

副鼻腔炎と蓄膿症は何が違う?長引く鼻水・顔面痛の正体と最新治療

副鼻腔炎と蓄膿症は何が違う?長引く鼻水・顔面痛の正体と最新治療について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

「ただの鼻風邪」と油断している間に、炎症は副鼻腔の奥深くへと進行します。次に挙げる兆候が複数当てはまる場合、すでに急性から慢性へと移行し始めている可能性が極めて濃厚です。

蓄膿症が疑われる代表的なセルフチェック項目は以下の通りです。

・風邪の初期のようなサラサラした透明な鼻水ではなく、黄色や黄緑色の粘り気があるドロッとした鼻水が出る
・鼻をかんでも奥に残っている感覚があり、常に鼻づまりで口呼吸になっている
・鼻の奥や口の中に「生ゴミ」や「チーズの腐敗臭」のような生臭い不快な臭いを感じる
・鼻水が喉の奥に垂れてくる「後鼻漏(こうびろう)」があり、咳払いや痰が頻繁に出る
・食べ物の風味や香りが分かりにくくなり、嗅覚が鈍っている

特に見逃せないのが鼻水の色と臭いです。鼻水が黄色や緑色に変色するのは、侵入した病原体と戦った白血球の死骸が大量に含まれている証拠です。さらに、副鼻腔と鼻腔をつなぐ小さな穴(自然孔)が粘膜の腫れで塞がると、空洞内が密閉された「嫌気状態」に陥ります。酸素を嫌う嫌気性菌が急増し、膿が腐敗することで鼻の奥に独特の異臭を放つメカニズムが働いています。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。