敷金とは?礼金との違いと退去時に全額戻らない理由を徹底解説

敷金とは?礼金との違いと退去時に全額戻らない理由を徹底解説

敷金とは?礼金との違いと退去時に全額戻らない理由を徹底解説についての最新情報をご紹介します。

Q1:敷金は退去後、いつ頃手元に振り込まれますか?
A1:賃貸契約書の条項によりますが、一般的には退去完了(鍵の返却)から1ヶ月〜2ヶ月以内に精算され、指定口座に振り込まれます。契約書に「退去後翌月末までに返還」などと記載されているのが通常です。2ヶ月を過ぎても連絡や精算書が届かない場合は、管理会社へ速やかに進捗を確認しましょう。

Q2:タバコを吸っていた場合、敷金は全額戻ってきませんか?
A2:室内での喫煙によるクロスの変色やタバコの臭い付着は「通常損耗」ではなく「借主の過失(特別損耗)」と判断されます。そのため、ヤニが付着した部屋の壁紙張替費用や脱臭費用は借主負担となり、敷金から差し引かれます。ただし、この場合でも減価償却の考え方は適用されるため、10年以上住み続けた部屋でクロス全体の新品張替代を全額請求されるのは法的に過大請求の可能性があります。

Q3:入居時に敷金を払っていれば、退去費用が敷金を超えることは絶対にありませんか?
A3:原則として敷金の範囲内で精算されますが、借主の重過失(故意に壁に穴を開けた、水漏れを放置して階下に被害を出したなど)によって生じた損害額が預けた敷金を上回った場合、超過分が追加請求されます。敷金はあくまで担保であり、損害賠償の上限額を規定するものではありません。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。