Q1:食器用洗剤を服に使うと、色落ちや生地の傷みの原因になりませんか?
A1:一般的な中性または弱アルカリ性の食器用洗剤であれば、綿やポリエステルなどの一般的な衣類に対して色落ちを引き起こすリスクは極めて低いです。ただし、生成り(きなり)やパステルカラーのデリケートな衣類の場合、原液を塗布したまま数十分以上放置すると部分的な白抜け(脱色ではなく繊維の乱れによる乱反射)の原因になります。洗剤を塗布したら数分以内に揉み出し、しっかりぬるま湯ですすぐ手順を守ってください。
Q2:出先で油が飛んでしまったとき、その場でできる最善の応急処置は何ですか?
A2:絶対に水やおしぼりで擦らないことが鉄則です。まず乾いたティッシュペーパーや紙ナプキンをシミの表と裏から挟み込み、上からギュッと指で押さえて表面の余分な油分を物理的に吸い取らせてください。油分の移行が止まったら、それ以上の処置は控え、帰宅後に乾いた状態のまま食器用洗剤とお湯を使って本格的な処理に移るのが最もシミを広げない手法です。
Q3:一度普通に洗濯して乾燥機までかけてしまった油染みは、もう落ちませんか?
A3:難易度は格段に上がりますが、諦める必要はありません。乾燥機の高熱(60℃〜80℃)によって油が繊維に焼き付いている状態のため、まずはクレンジングオイルを塗り込んで焼き付いた油分を再溶解させ、その後セスキ炭酸ソーダと食器用洗剤を混ぜたペーストを塗布し、50度前後のお湯で繰り返し叩き洗いを試みてください。それでも残る黄色い輪ジミは色素の定着ですので、酸素系漂白剤での浸け置き処理を併用することで目立たなくすることが可能です。