SNSのフィードで散見されるのは、2000年代前後のカルチャーを再現したファッションに身を包んだ若者たちが、ネオンサインの下でボトルを掲げる投稿だ。平成レトロをフレッシュなものとして受け止めるZ世代にとって、親世代が親しんだ瓶入りのウオッカレモンは、洗練された新鮮さを持つアイコンとして映っている。
缶のように口元が大きく隠れることなく、すっきりとした瓶から直接飲むスタイルは、動画映え・写真映えの観点からも極めて評価が高い。「持つだけでその場の空気が完成する」といった声が示す通り、飲料がファッションアイテムの延長線上へと昇華しているのだ。