強豪運動部と聞くと「ダンス漬けの毎日で勉強はおろそかになるのでは」という疑問を抱く人もいるだろう。しかし、京都文教高校ダンス部は徹底した「文武両道」を貫いている。
学校生活の基本である授業を大切にすることはもちろん、定期テスト期間の学習管理も徹底されている。限定された練習時間の中で最高の集中力を発揮する習慣は、机に向かう時間にも生かされている。タイムマネジメント能力が自然と身につく環境なのだ。
礼儀や挨拶、掃除といった日常生活の姿勢も重んじられる。挨拶の声の大きさ、履き物を揃えること、感謝の気持ちを伝えること。こうした人間的な成熟が、土壇場での精神的な強さとなり、ステージ上での洗練された佇まいへと昇華していく。