テレビのバラエティ番組などで彼女が度々口にするのは、「家に人がいるのが嫌」という極めてストレートな理由だ。誰かと生活空間を共にするということは、多かれ少なかれ相手に気を遣い、自分のペースを崩されることを意味する。多忙を極めるトップ女優にとって、自宅は唯一、完全に自分自身を解放できる聖域なのだろう。そこへ他者を介入させたくないという欲求は、極めて自然なものだ。
「自分の面倒は自分で見られる」。この強固な自負があるからこそ、寂しさを埋めるための共同生活を必要としない。彼女の言葉には、妥協して誰かと暮らすくらいなら、一人の時間を徹底的に愛するという覚悟が滲み出ている。